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作業療法士になるために今から役立つ経験

作業療法士になるために今から役立つ経験

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作業療法士を目指す場合、どのような勉強や経験をしていると将来の役に立つのでしょうか。高校など学生時代の勉強が、どう作業療法士の仕事へつながっていくのかは想像しにくい面もあります。作業療法士を目指すなかでやっておいたほうがいい、学校の勉強や取り組みなどを見ていきます。

就職してから学生時代の勉強や経験が役立つ

高校時代に勉強する科目については、作業療法士としてリハビリ業務を行うなかで、直接的に使う場面は少ないそうです。ただ、仕事やリハビリを円滑に進めていくためには、実は重要な役割を果たしてくれる場面も多くあるようです。
例えば患者さんと対面した際、専門の教科書には「天気の話をして会話を盛り上げましょう」といったような例題が書いてあったりするそうです。ところが、実際に天気の話をしたところでおもしろいと感じる患者さんはあまりいないでしょうし、そこから会話が盛り上がらないのも事実のようです。
そのようなときに役立つのが、学生時代に学んだことだと、ある作業療法士は言います。歴史や雑学的な知識をもっておくことで、年配の方たちと接する際の話題づくりになったり、場を盛り上げることができたりするなど、コミュニケーションが進むケースは多々あるそうです。部活動などの経験を話すことも、患者さんとの会話を円滑に進めていくなかで役立つ場合もあるそうです。

英語や理系科目に力を入れておくのも効果的

作業療法士は、どちらかというと理系寄りの知識が生かされる職種と言えますので、化学などを勉強しておいて損はありません。
また、英語にも力を入れておくほうがいいかもしれません。作業療法関連の文献は英語であることも多く、テストでも「上腕二頭筋の英語名は?」をはじめ、専門用語を英語で聞かれる問題もあったりするので、英語をしっかりと学んでおくのがよさそうです。
さらに、カルテはドイツ語で書く医師もいれば、なかには英語や、ラテン語が変形していった言葉で書く医師もいます。そのため英語だけでなく、ドイツ語やラテン語などを勉強するのも将来につながっていく可能性があるのではないでしょうか。
学会に出て研究発表のような活動をする場合にも、英語で文献を作成することが可能であれば、海外の学会でも活動できるようになります。自分の実績としてステップアップできますので、英語は作業療法士のキャリアアップにおいて一つの武器になります。
作業療法士の資格を取得するには、大学か専門学校に進んで学ぶというのが一般的なルートです。将来的に役立つ場面が出てくるかもしれないという期待があることはもちろんですが、当然ながら資格取得を目指して進学するためにも、今回取り上げた科目以外も、しっかりと勉強しておいたほうがいいことは間違いないと言えるでしょう。

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