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柔道整復師になるために今から役立つ経験

柔道整復師になるために今から役立つ経験

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高校までの授業や勉強で柔道整復師に直接かかわるものはありません。しかし、高校時代から取り組んでおくと良いことや、学校の勉強をするなかでも心がけておくべきことはあります。柔道整復師を目指すために、どのようなことに気をつける必要があるのか、ある柔道整復師にお聞きしました。

自分自身も運動を行うことで患者の気持ちがわかるように

高校の授業や勉強で柔道整復師になるために直接かかわるものはありません。しかし、私がおすすめしたいのは自分自身でもさまざまなスポーツや運動をしておくことです。将来柔道整復師になるためにはとても良い経験になります。スポーツの経験があれば、体を動かすことやケガをすることを、身をもって体験することができます。柔道整復師になった際に、選手の気持ちや、日常生活でケガをしてしまい来院する患者の気持ちがより理解できるのではないでしょうか。
さらに、スポーツに慣れ親しむことで、自分の頭で考えていることを体で表現できるようになります。柔道整復師は患者の体の痛みや不具合に対して自分の手で施術をします。頭ではどんなに「正しい圧の加え方」「相手の体の治し方」を知っていたとしても、適切に自分の体を動かすことができなければ、柔道整復師として良い施術はできません。しかし、日頃から自分の体を動かすことに慣れていれば、それが可能になります。
私はスキーと柔道をしていました。どちらもケガをすることが多いスポーツだったので私自身も学生時代からよく整骨院に通っていました。
柔道整復師を目指す人は高校卒業後、専門学校に入るための試験があります。国語・数学・面接といった大学受験同様の内容が多いので、まずは大学に入るための一般的な勉強を頑張るようにしましょう。

柔道整復師国家試験の勉強は毎日コツコツ行うことができれば心配ない

専門学校入学後には、国家試験があります。特に近年、柔道整復師国家試験の合格率は60%前後です。6割しか合格できないと思うと焦ってしまうかもしれませんが、そこまで心配することはありません。
(出典)公益財団法人柔道整研修試験財団 8) 回数別 受験者数等一覧
http://www.zaijusei.com/introduction_1_shiken.html
基本的に、柔道整復師の国家試験は毎日コツコツと勉強している人であれば難しいものではないからです。私は普段あまり勉強していなかったので、国家試験半年前は1日6時間、直前は10時間かけて勉強していましたが、専門学校入学後からコツコツと勉強を積み重ねていた同期は1日1~2時間しか勉強しなかったと言っていました。
柔道整復師というと、人間の体について理解していることから理系のイメージがありますが、理系科目が苦手な人もそこまで恐れることはありません。特に学問としては「生物」が必須であることをイメージされると思いますが、専門学校に入ってからしっかり勉強すれば問題ありません。

取材協力

村上 一仁 (柔道整復師)

北海道出身。小さい頃から運動が好きで、スキーや水泳、サッカーなどをしている時にケガをして整骨院に通うことがありました。 その時の経験から将来、ケガをを治す柔道整復師に就きたいと思い、赤門鍼灸柔道専門学校に入学。 病院、鍼灸院、整骨院での勤務を経て、東京都葛飾区でつばさ整骨院を開業しています。

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