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柔道整復師に求められる人物は?適性を知る

柔道整復師に求められる人物は?適性を知る

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幅広い世代の人を施術する柔道整復師は、患者との信頼づくりがとても大切です。この先生に施術を任せてもよいと感じてもらえる気配りや技術、症状や施術方針を正しく伝えて施術を進めるていねいな対応力、身体を痛めて心細い思いをしている患者の気持ちに寄り添うやさしさなどが、技量と同じくらい重要な素養になります。

健やかな心身

柔道整復師の仕事は機械任せではなく、手技など身体を使うことが多い仕事なので、患者を治す立場である以上、なにより自分が手本になれるように心身ともに健やかであることが重要です。加えて、テーピングや固定など、施術には細かな作業がたくさんあるので手先が器用だとよりよいでしょう。

対話力

患者の話を聞くことは、症状や原因を知るためにとても重要です。患者の中には、自分の症状を上手に説明できる人、できない人がいます。話すことで不安が和らぐ人もいますから、相手の話をていねいに聞き取る気持ちが大切です。また、施術の流れや症状について正しく伝える“インフォームドコンセント”は、医療従事者に欠かせないスキルです。

謙虚な気持ち

先生と呼ばれることも多い職業のため、謙虚な気持ちを忘れないようにしましょう。また、柔道整復師としての技量ばかりを追い求めて、患者への配慮を欠いた独善的な施術に陥ることのないよう、患者の声にしっかりと耳を傾ける誠実さも必要です。

倫理観

柔道整復師の施術行為は、定められた範囲内で健康保険や労災保険、自賠責保険などの各種保険を適用できます。患者にとっては直接の費用負担が軽減できる制度ですが、医療費の高騰や財源問題が社会的にもクローズアップされる中、柔道整復師はその解釈や使用について高い倫理観が求められます。

探究心

筋肉や関節にまつわるトラブルは時代とともに変わってきています。例えば近年は、スマートフォンの使用による姿勢不良が引き起こすドケルバン病や巻き肩といったものが増えています。そうした新しい痛みに対して柔道整復術を用いてどのようにアプローチできるのか、常に試行錯誤する探究心も大切です。

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