• スタディサプリ 進路(大学・専門学校)
  • 仕事・資格を調べる
  • 公務員・法律・政治
  • 消防士
  • 必要な試験と資格は?
消防士の必要な試験と資格は?

消防士の必要な試験と資格は?

全国のオススメの学校

消防士の採用試験は自治体ごとに実施しています。東京消防庁の場合は大卒程度を対象としたⅠ類、短大卒程度を対象としたⅡ類、高卒程度を対象としたⅢ類、大卒程度で法律・建築などの専門知識をもつ人を対象とした専門系の区分で採用試験を実施(※)。それぞれ受験資格として年齢による受験制限があるので注意が必要です。なお、試験では身体検査や体力検査も課されます。身体検査、体力検査に関しては、各自治体で合格基準が設けられているので事前に調べておきましょう。
(※)Ⅱ類の募集を実施しない年もあります。

採用試験の種類と年齢制限

消防士の採用試験は各自治体により試験の区分や年齢制限が異なります。東京消防庁の消防官採用試験の場合、大卒程度を対象としたⅠ類、短大卒程度を対象としたⅡ類、高卒程度を対象としたⅢ類、大卒程度で法律、建築などの専門知識をもつ人を対象とした専門系の区分で採用試験を実施(※)。受験資格には年齢による制限があり、Ⅰ類は試験日翌年4月1日時点で22歳以上30歳未満(同じ時点で21歳以下であっても、大学を卒業している人、大学卒業見込みの人、および同等の資格をもつ人も受験可能)。Ⅱ類は20歳以上30歳未満、Ⅲ類は受験翌年4月1日時点で18歳以上22歳未満の人。専門系は試験日翌年4月1日時点で30歳未満、かつ大学を卒業している人(大学卒業見込みの人、および同等の資格をもつ人も受験可能)。
(※)Ⅱ類の募集を実施しない年もあります。

採用試験の試験内容

東京消防庁消防官採用試験(Ⅰ類、Ⅲ類)の例(※)を紹介します。Ⅰ類の採用試験は年2回実施、Ⅲ類が年1回実施。Ⅰ類、Ⅲ類ともに試験は、一次試験と二次試験があります。一次試験が教養試験、論文試験(Ⅲ類は作文試験)、適性検査、資格・経歴評定。二次試験が身体・体力検査、口述試験(個人面接)となっています。教養試験は、I類が大学卒業程度、Ⅲ類が高校卒業程度で出題分野の内容は、「文章理解」「英文理解」「判断推理」「空間概念」「数的処理」「資料解釈」(以上、知能分野)、「人文科学(国語、歴史、地理)」「社会科学(法学、政治、経済、社会事情)」「自然科学(数学、物理、化学、生物)」です。また、資格・経歴評定とは、取得している資格や経歴を、採用試験申し込みの際に申請し、その内容を評定し、採用試験の成績の一部とするというもの。東京消防庁の消防官採用試験の場合、全国大会以上のスポーツ大会出場歴や語学の資格など、評定対象としている経歴、資格が定められています。
(※)出典:東京消防庁「令和5年度 採用試験案内」

身体・体力検査の基準・内容

多くの自治体では、視力、聴力、体力などの検査が行われており、基準が設けられています。東京消防庁の場合、視力(矯正視力含む)は0.7以上、かつ一眼でそれぞれ0.3以上、裸眼視力は制限なしとなっています。また、東京消防庁の体力検査では、1キロメートル走、反復横とび、上体起こし、立ち幅とび、長座体前屈、握力、腕立て伏せが実施されます。これらの検査の内容や基準は自治体によって異なっています。さらには身長や体重、肺活量といった身体基準も自治体によって違いがあるので、事前に問い合わせをしたほうがいいでしょう。

そのほかにあると便利な資格

○救急救命士<国>

消防士を目指せる学校を探すならスタディサプリ進路
RECRUIT