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スポーツインストラクターの楽しいことと大変なこと

スポーツインストラクターの楽しいことと大変なこと

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スポーツインストラクターは、フリーランスとしても施設勤務としても働くことができ、活動していく中で、さまざまなできごとに遭遇することでしょう。そこで、どのようなときにスポーツインストラクターは楽しさや大変さを感じるのかについて、いくつかのケースを見ていきます。

誰かの人生のストーリーをサポートし一緒によろこべる

自分の好きなスポーツやトレーニングの分野で働けていることが、何よりも楽しいと感じているスポーツインストラクターは多くいます。自分が目指すべき道をイメージし、それに向かって突き進むことに大きなやりがいを感じているようです。
レッスンを受けに来たお客さんの成果が結果として見えたとき、本人がよろこぶ声も日々の励みになると言います。
また、人それぞれにあるストーリーの一助になれていると思えた瞬間も充実感を得られるそうです。例えば、「息子が運動会で万年ビリだったのが3着になりよろこんでいます。本当にありがとうございました」といったような言葉をもらえることは、インストラクターにとってうれしいできごとの一つになるようです。
こうした場合、目標の高い低いというのはあまり関係なく、その人のストーリーをうまくサポートしていき、その結果に対して一緒によろこべるのは、スポーツインストラクターの魅力ではないでしょうか。
人対人の職種という一面もありますので、「イベントなどに出席した際に声をかけられた」「スポーツクラブなどからオファーをもらった」「人づてやSNS経由で自分のことを知った人から依頼されて地方へレッスンに出かけた」など、さまざまな体験や経験ができることも、スポーツインストラクターとしての可能性の一つと言えそうです。

お客さんに選んでもらえるようになることが大変

自前ではなくともレッスンを行える施設や環境に都合がつき、お客さんからのオファーがあれば開始できるので、スポーツインストラクターとしてフリーランスになるためのファーストステップは、他業種に比べるとクリアしやすい傾向にあるようです。
フリーランスで活動していると会社に所属する場合よりも、お客さんそれぞれに合ったものを提供して、その対価として報酬が増えていくというよろこびを実感しやすく、収入を大きく伸ばせる可能性は高いのがメリットです。ただ、そのためには自分で仕事を確保する必要があることが、やはり大変な部分です。
また施設勤務なのかフリーランスであるかにかかわらず、レッスンを受けに来る人はレッスン料を支払っています。そこで、ちょっとした行き違いや思い違いがあったり、接客態度などに満足してもらえなかったりといったケースが発生すると、インストラクターとして、これほどつらいことはないそうです。
お客さんが目的に向かって100%に近づくようなアプローチを全力で実施しても、望んだ結果が出ないことがあると、当然ながら怒ってしまうお客さんもいます。そういう面で苦労することも少なからずあるようです。

取材協力・監修

田子政昌※2020年8月26日更新

スポーツインストラクター。パーソナルトレーニングジムを経営しながら、子どもから社会人選手まで所属する陸上クラブを運営。陸上競技は中学生からはじめ、現在も競技活動を継続している。高校卒業後、専門学校に進学した際フィットネスクラブでのアルバイトからキャリアスタート。卒業後は体育大学に進学し運動・スポーツに関する学びを深めながら、在学中に日本スポーツ協会アスレティックトレーナー、NSCA公認パーソナルトレーナーなどの資格を取得。これまでランニングや健康運動指導を中心に個人・企業を対象に多くの現場で運動指導を行っている。一般社団法人日本アスレティックトレーニング振興機構 代表理事

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