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スポーツインストラクターになるための勉強時間・やり方

スポーツインストラクターになるための勉強時間・やり方

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スポーツインストラクターになるためには、特別な資格を取ったり試験を受けたりすることは必要ありませんが、勉強方法や時間についてはどのように考えておけばいいのでしょうか。スポーツインストラクターになるために、高校時代から取り組めることも合わせて紹介していきます。

目指すべきスポーツインストラクター像を描くことが大切

現在、スポーツインストラクターという言葉は、働く場所や活動スタイルなどのバリエーションが豊富なため、かなり広義的な意味合いで使われています。さまざまな働き方ができるとも言えますが、長く活躍していく上で重要なのは「スポーツインストラクターとして何をしたいのか」ということです。
「子どもに教えたい」「学校で教えたい」「このスポーツが好き」ということだけでなく、スポーツ以外も含めた自分の得意分野などを見極めておくことで、スポーツインストラクターを目指す際にどう学ぶべきかの方向性や、取得しておいたほうがいいライセンスを逆算することができます。
あるスポーツインストラクターは、自分のスポーツ経験の中でけがが多かったことから、けがが減らせるように指導をするアスレティックトレーナーの資格を取りたいと考えたそうです。さらに、いろいろな人にきちんとしたトレーニングを教えたいという思いをもとに、進学先や就職先をイメージしていったと言います。
スポーツインストラクター自体に国家資格はありませんが、スポーツにかかわるスペシャリストとして、必要なライセンスを取得することが重要です。
資格を取る中で自分の一番なりたいインストラクター像をイメージし、それに合った活動やキャリアアップをしていくことが大切なようです。

空き時間や使えるツールをフル活用

スポーツインストラクターになるには、必ずしも資格が必須ではないのですが、人を指導する立場になる以上、正確な知識を身につけておくに越したことはありません。専門学校や大学などに進学したら、学校に備わっている設備をフル活用して資格取得することもいいのではと、あるスポーツインストラクターは言います。
実際、そのインストラクターは学生時代に、スポーツビジネス関係の経営学、パソコンで資料を作ってプレゼンテーションする授業、キャリアサポートセンターでステージに立って話すイベントなど、仕事をしたときに役に立つだろうと考えられることには何でも取り組んだそうです。
実際に、あらゆる経験がお客さんと接するときや、スポーツインストラクターとしての活動戦略を立てる上で役立っているとのことです。
また、ライセンスの協会ごとに養成校がありますので、各団体のホームページを見てどのようなライセンスがあるのかについて、高校時代から見ておくのもいいかもしれません。
きちんとした知識とライセンスをもっていることが、スポーツインストラクターとしての価値を高めることにもつながっていきます。

取材協力・監修

田子政昌※2020年8月26日更新

スポーツインストラクター。パーソナルトレーニングジムを経営しながら、子どもから社会人選手まで所属する陸上クラブを運営。陸上競技は中学生からはじめ、現在も競技活動を継続している。高校卒業後、専門学校に進学した際フィットネスクラブでのアルバイトからキャリアスタート。卒業後は体育大学に進学し運動・スポーツに関する学びを深めながら、在学中に日本スポーツ協会アスレティックトレーナー、NSCA公認パーソナルトレーナーなどの資格を取得。これまでランニングや健康運動指導を中心に個人・企業を対象に多くの現場で運動指導を行っている。一般社団法人日本アスレティックトレーニング振興機構 代表理事

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