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心理カウンセラーの仕事内容

心理カウンセラーの仕事内容

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ストレスの多い現代社会。うつ病や不登校など心に問題を抱える人が増えていますが、その人たちに寄り添い、カウンセリングを通して解決へと支援するのが心理カウンセラーです。心理カウンセラーが活躍するフィールドは広がっていて、医療や福祉、産業、教育など、多岐にわたります。クライエント(患者)の話を聞くことから始め、相手の信頼を得たあとに、少しずつ心を解きほぐし、本人の進むべき方向へと導いていきます。

傾聴すること

心理カウンセラーとして、一番初めにやらなければならないことは、傾聴することです。クライエントのどんな話にも寄り添い耳を傾けます。いろいろな人がいますから、相手の状況をよく見ること、そして、どんな人に対しても同じように中立の立場で落ち着いて傾聴することが大切です。心理カウンセラーは、悩むクライエントに対して「こうしたほうがいい」とか「ああしなさい」というような解決策を指示することはしません。答えは悩んでいるクライエント本人がもっているからです。

カウンセリングをおこなう

心理カウンセラーが何をするのかと言うと、クライエントが抱えている悩みの原因を探り、答えをひも解いていく作業のお手伝いをします。つまり、カウンセリングです。相手のさまざまな感情を受け止めながら、その心に寄り添い、クライエント自らが気づいてくれるようにサポートするのが心理カウンセラーの役割です。
クライエントの多くは過去の問題や過去に抱いた感情をひきずっていて、それにとらわれて動けなくなっています。過去の出来事は今さら変えられませんが、今はどうしたいのか、今は何を考えているのかをクライエントにたずねることで、クライエント自身が過去の出来事やその感情を第三者の視点でみつめるきっかけをつくることができるのです。

取材協力

大野萌子

一般社団法人日本メンタルアップ支援機構(メンタルアップマネージャ(R)資格認定機関)代表理事、企業内健康管理室カウンセラーとしての長年の現場経験を生かした、人間関係改善に必須のコミュニケーション、ストレスマネジメント、ハラスメントの分野を得意とする。防衛省、文部科学省などの官公庁をはじめ、大手企業、大学、医療機関等で年間100件以上の講演・研修を行う。著書、メディア出演多数。

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