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商学とはどんな学問?

物を売り買いする、いわゆる商売(ビジネス)や企業の経営について学ぶ学問です。経営学の理論や分析方法だけではなく、経済学や心理学、社会学といった学問分野の理論を応用して研究を進めます。さまざまな学問の詰め合わせ的な性質をもった学問といえるでしょう。

※このコンテンツは2018年の取材に基づき構成しています

経営学をはじめとするさまざまな学問の詰め合わせ

商学≒経営学 企業の活動について探求する学問

商学とは商売(ビジネス)、つまりモノやサービスの売り買いのしくみを学ぶ学問です。
商売と聞いて、ぱっと想像するのは街中のスーパーやコンビニといった小売店でしょうが、そこで扱う商品のメーカーも、商品を仕入れて小売店に卸す卸売業者も、商品を運ぶ運送業者も、みんな商売をしています。当然、目的・条件・課題意識もそれぞれで、ビジネスモデルも違います。これらすべてが商学の研究対象になります。
この小売店の例に限らず、商業活動の多くは民間企業が行っています。つまり、商学はあらゆる企業の活動を研究する学問ともいえるわけです。
その意味で最近は、「商学」という表現よりも「経営学」という表現が使われることが増えています。大学の学部名には「商学部」も「経営学部」もありますが、「商学部」は歴史ある大学が伝統的に名前を残しているケースが多く、実質学べる内容はどちらも同じと考えていいでしょう。

いろいろな学問の詰め合わせ。幅広くいいとこ取りができる

商学(経営学)は、経営学の理論や分析方法だけではなく、ほかの分野の理論を広く応用するのが特徴です。
例えば、化学であれば化学反応式をはじめとしたさまざまな化学の法則や方程式が存在し、それをもとに自然現象を解明したり、新しい物質を作り出したりします。また、法学にも法理論を使って法律を作ったり運用したりする方法を考えるのが基本です。
それに対して商学(経営学)は、経営学の理論に加えて、「経営」を解き明かすのに必要な経済学や心理学、社会学といった他分野の理論や分析方法を引用し、うまく組み合わせながら研究を進めていくのが普通です。
従って、同じ経営学者でも経済学をベースにする人と、心理学をベースにする人とでは、まったく課題意識や課題解決へのアプローチのしかたが異なります。商学(経営学)部でも、経済学や心理学、社会学などの他分野の勉強もすることになります。
ある意味では、いろいろな学問の「いいとこ取り」ができる学問なのです。そういった観点からとらえると、幅広さを楽しめる学部ともいえます。

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ビジネス現場で活かせる簿記の知識・技術を伝授する先生

日商簿記三鷹福祉専門学校 経営ビジネス学科
森田 英樹先生

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現場で活かせるIT・ビジネススキルを伝える先生

神戸電子専門学校 情報ビジネス学科
前田 恵典先生

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コンテンツが地域に与える可能性について教えてくれる先生

宮城学院女子大学 現代ビジネス学部
大谷 尚之教授

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もっと在校生たちに聞いてみよう

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商学を実践的に学び、将来は自分の雑貨店を開きたい

横浜商科大学 商学部 商学科
佐野琴美さん

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マーケティングの学びを活かし、長く愛される商品を手がけたい!

流通科学大学 商学部 マーケティング学科
小林 優芽さん

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商品企画や販売など、マーケティングを実践的に学ぶことができました

大阪学院大学 商学部 商学科
栗垣 綾郁さん ※掲載内容は取材時点のものです。

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