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観光学では何をどのように学ぶか

観光学は、「産業としての観光」以外の観光の側面を知り、観光学の全体像を把握するところからスタートします。それをベースに、観光経済学や観光人類学といった観光を切り口としたさまざまな学問分野を学んでいきます。フィールドワークのやりかたを修得し、語学力を身に付けることも重要です。

※このコンテンツは2018年の取材に基づき構成しています

「産業としての観光」以外の側面を知る

3つのテーマを理解し、観光の全体像を把握する

多くの大学で、1年次に「そもそも観光とは何か」を考えさせる科目を設けています。観光学には、「産業としての観光」、「地域と観光」、「文化と観光」という大きく3つのテーマがありますが、多くの学生は「将来観光産業に携わりたいから」、「旅行が好きだったから」といった理由で観光学部に入ってきているため、「産業としての観光」の面にしか目が行きません。
本来の観光学がもつ幅広さや奥深さを知るには、ほかの2つの視点を知ることが不可欠です。最初に学生のもっている観光の概念を拡大させ、大きな視点で観光を学ぶ下準備をするわけです。
大学で学ぶのは、観光経営に関するスキルとは違いますから、観光を通して社会の諸現象を分析できるような基礎的な教養や視点を身に付けることが重要です。

観光にまつわる専門科目やフィールドワークのやりかたを修得

観光学の全体像を理解したところで、観光に関するさまざまな科目が展開されていきます。経済学や文化人類学、社会学といったおなじみのカリキュラムもありますが、「観光経済学」、「観光人類学」のように観光との関わりが強調された内容になっています。
そのほか、「宿泊産業論」というような「産業としての観光」について個別具体的に掘り下げる授業や、観光政策、他国の観光事情など、観光に特化した授業が増えていきます。ユニークなところでは、おみやげの経済効果や「そもそもおみやげとは何か」を論じる「おみやげ論」というものもあるそうです。
さらに、観光学の研究は、産業でも地域でも文化でも、対象がなんであれ、具体的なフィールドを伴っているのが一つの特徴で、フィールドワークも重視されます。そのため、フィールドワークのやりかたを学ぶカリキュラムも早期に組まれていることが多いようです。
観光学のフィールドワークとして現地に行く以上、遊びで観光地に行くときよりも踏み込んだ視点でものを観なければなりません。「ものを観る」とはどういうことなのか、「観光する」とはどういうことなのか、人はなぜ観光をするのか。実際のフィールドを通して観光の本質を考える訓練をしていくわけです。
また、研究のフィールドが海外になれば語学力も必要になってきますから、英語をはじめとした語学にも力を入れることが推奨されています。

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