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不動産鑑定士に求められる人物は?適性を知る

不動産鑑定士に求められる人物は?適性を知る

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不動産鑑定士として活躍するには、不動産や法律、経済、会計などに関連する高度な専門知識が必要です。案件ごとに異なる条件の下で鑑定評価を行う必要があるため。論理的に考える能力と計算力も大切な素養になります。また、鑑定する土地に実際に出向いて調査を行うため、フットワークの軽さも必要です。一方で、地道な計算や書類作成をコツコツこなす事務処理能力も求められます。

責任感

不動産鑑定士は、不動産の適正な価格を決定するという重要な職務を担っています。社会的責任の大きい仕事であるため、責任感が強く、知識向上の努力を惜しまない人に向いていると言えます。また、不動産の価格評価は多くの人の利害に結びつくことが多いので、秘密を厳守できることも大切な条件になります。

論理的思考力

不動産の鑑定評価は、国土交通省が発表している「不動産鑑定評価基準」に従って行われます。しかし、鑑定評価の対象となる案件の状況は常に変動しており、時には鑑定評価基準に書かれていない事案が生じることもあります。そうした場合でも、矛盾しない結果を導き出す論理的思考力が不動産鑑定士には欠かせません。また、なぜこういう結果が出たのかを顧客に説明できる思考力とプレゼンテーション力も必要です。

事務処理能力

不動産鑑定士は、鑑定する土地に実際に出向いて調査を行うため、フットワークの軽さも必要です。そして不動産の鑑定評価を行った後、鑑定評価書やレポートを作成して顧客に提出します。評価結果を数値や文章でわかりやすくまとめる、といった事務処理能力も大切です。この時必要になるのが表計算ソフトとワープロソフトを使いこなせるパソコン能力です。試算価格や評価額を出す際には複雑な計算や関数を多用するため、例えば表計算ソフトのExcelならば中級レベル以上が必要です。不動産鑑定士を目指す人は、表計算ソフトとワープロソフトについても事前にしっかり学んでおくとよいでしょう。

地道に勉強を継続できる

地域環境や社会情勢などの諸条件を考慮して、適正な地価などを判断するのが不動産鑑定士の仕事です。路線価格の決定や公示価格など、日本経済に影響を与えるような仕事をまかされることもあるため、高度な知識と技能が求められます。こうした事情から、資格試験や実務修習の難易度はハイレベルに設定されています。この難易度の高い国家試験に合格しないと不動産鑑定士にはなれないので、地道にコツコツと勉強を継続できる向上心のある人が向いていると言えます。

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