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情報工学では何をどのように学ぶか

数学や物理学をしっかり学んでコンピュータがどのように動くのかを理解し、実際にコンピュータを動かしながらプログラミング技術を身につけるのが一般的です。高学年になると、より高度な数学や情報処理技術について学び、それらを応用してパターン認識、人工知能、音声・画像認識など最先端テクノロジーを学ぶこともできます。

※このコンテンツは2018年の取材に基づき構成しています

実際にコンピュータを動かしながらプログラミング技術を身につける

今の時代に求められる、IT技術を身につける

スマホやパソコン、家電、自動車など、身のまわりの製品のほとんどに情報機能が組み込まれています。これらは情報技術を応用したものです。したがって情報工学では、そうしたシステムがどのように動いているのかを知り、さらにコンピュータを使って実際にシステムを作ってみるところまで研究を深めていきます。その際に必須となるプログラミング技術です。プログラミングの授業では、数名からなるチームでスマホアプリやゲームなどを制作します。こうした授業を通して、知識が形になる楽しさを味わえるのも情報工学の魅力の一つです。さらに情報倫理などの授業を通して、IT技術者としてどのような姿勢で情報を扱うべきかを知ることも大切な学びとなります。

4年間の基本的な流れ

大学によって異なりますが、1年次には情報技術のベースとなる数学や物理学を学び、しっかりとした土台を作ります。加えて、座学を通してプログラミングの基本を学ぶとともに、実習を通してC言語などのプログラミング言語を身につけます。2年次になるとロボットやゲームソフトなど、システムを操作しながら仕組みを学ぶ授業も始まります。座学もレベルアップしたものとなり、幾何学、代数学、微分方程式などの高度な数学や、統計学、情報理論、電子回路などを学びます。3年次になると、Java, C++など、より高度なプログラミング言語とともに、情報を扱う者として身につけておきたいモラルや心構えを学ぶ、情報倫理などの授業があります。そうした学びを応用して、人工知能や音声・画像認識、大量のデータから規則性を見つけて処理するパターン認識、システム全体を管理するオペレーティングシステムなど、最先端のテクノロジーを学ぶという流れになります。4年次になると研究室に所属します。研究室ではロボット技術や暗号化技術、インターネットのデータベース技術、プログラミング教育など、教員によってさまざまな研究を行っています。卒業研究はその中から、自分の関心にあったものを選んで進めていくことになります。

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