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歯科衛生士になるためには、大学や短大、専門学校で専門的なことを学んで、国家試験を受験します。国家試験に合格するための、必要な勉強量や、勉強の方法などを知って、イメージしてみましょう。
学校の講義と実習をしっかり理解する
歯科衛生士になりたいと考えたら、高校を卒業後、大学や3年制の短大、もしくは3年制の専門学校に進学して、国家試験での合格を目指します。歯科衛生士になるための勉強をする学校は、以前は1年制や2年制だった時期もありましたが、2010年以降はすべて3年制以上になりました。
学校では、講義で習ったことを理解して、実習にしっかり取り組んでいくことが大事です。勉強しなければならない範囲は広いので、1年生のときには、講義の内容が全部は理解できないかもしれません。でも実習をやっていくうちに、だんだんわかるようになっていきます。
学校の講義への取り組み方は、高校の授業の取り組み方と基本的に同じです。講師の話をしっかり聞いて、自習室や家で復習します。覚えなければいけないことが多いので、高校生のころから暗記が上手にできる人は、効率の良い勉強ができるでしょう。
国家試験対策の勉強は計画的に
専門学校に通うケースでは、1年生や2年生のうちは、勉強漬けというわけでもなく、学校でしっかり学びながら、友人たちと遊ぶ余裕もあります。そのかわり3年生になると、国家試験対策の勉強が本格的に始まります。
国家試験では、学校で習ったすべての分野から、まんべんなく出題されますので、とにかく過去の問題をたくさん解くことが役に立ちます。ただ、年によっては、試験問題の傾向が変わることがあります。その場合は学校が、新たな傾向にあわせた講義をして、課題を出してくれますので、復習や課題に取り組みましょう。
国家試験は実技がなく、筆記試験だけになります。暗記して答える問題が多いですが、計画性をもって試験勉強をしていれば、必ず出題範囲はカバーできます。
実は国家試験の合格率は高く、毎回90%を超えています。よっぽど学校に行かなかったり、勉強をまったくしなかったりという人は別ですが、普通に頑張っていれば大丈夫です。日頃からしっかり勉強に取り組むことで、国家試験は問題なく突破できるでしょう。
歯科衛生士の国家試験は合格率が高いので、必要以上に恐れる必要はありません。試験勉強には計画的に取り組んで、一生働ける資格を手に入れましょう。
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