• スタディサプリ 進路(大学・専門学校)
  • 仕事・資格を調べる
  • 医療・看護・歯科・薬
  • 歯科衛生士
  • 自分らしく活躍できる?
歯科衛生士は自分らしく活躍できる?

歯科衛生士は自分らしく活躍できる?

全国のオススメの学校

厚生労働省の調査によりますと、歯科衛生士は年々増えています。2016年末の時点で、全国に12万3831人の歯科衛生士がいます。そのうちの99.9%を女性が占めていて、女性が働きやすい職業として定着しています。働きやすさの理由をみてみましょう。

出産しても復帰しやすい

女性の場合、結婚や出産によって職場を離れるケースが多いと思いますが、歯科衛生士の場合は、出産の前後でも働きやすい環境が整っています。

妊娠していても、患者さんの診療はいすに座ったまま行いますので、体力的にきついといった問題はあまりありません。おなかが大きくなって出産が近くなっても、ギリギリまで働くことができます。

出産して、職場に戻るときの方法は、医院によっていろいろあります。フルタイムで同じ職場に戻ることもあれば、非常勤として以前よりも短い時間で働くケースもあります。自分の都合にあわせて、働く時間を相談できる医院は多いそうです。

歯科衛生士はいったん退職した場合でも、再就職がしやすい仕事です。歯科医院は全国的に多いので、求人もいつも出ています。再就職先がなくて困るということはほぼありません。出産のときに退職して、子どもが大きくなってからもう一度働きたいと思った場合でも、就職先はあります。ブランクがあっても技術があれば、いつでもどこでも仕事に戻ることができます。

自分に合った働き方を選べる

女性が働きやすい理由をもう一つ挙げますと、自分のモチベーションや年齢に応じて、働く場所を選べることがあります。

キャリアアップを目指したいときには、大きな病院を勤務先に選んで、技術力のさらなるアップを目指す選択肢もあります。「歯科衛生士のキャリアステップ」の項で紹介したように、フリーランスになってたくさん働くことや、認定歯科衛生士になる道もあります。

一方で、年齢を重ねたときに、これ以上のキャリアアップを目指すよりも、ゆっくり働きたいと思って規模の小さな医院で働くケースもあります。医院の規模もさまざまですので、そのときに自分が働きやすいと考える場所を選ぶことができます。

ちなみに、男性の歯科衛生士は2016年末の時点で、77人しかいません。今後男性が増えたとしても、女性が産休や育休などで一時休職したあとでも、仕事に復帰しやすい環境は変わらないでしょう。高齢化が進む社会では、歯科診療の需要も減ることはなく、女性にとっては安定した仕事といえます。

関連する仕事の活躍のしかたもチェックしよう

歯科衛生士を目指せる学校を探すならスタディサプリ進路
RECRUIT