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税理士の志望動機を教えて!

税理士の志望動機を教えて!

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「几帳面な性格で、計算や暗記、物事を論理的に思考するのが得意」「数字から物事を把握し、そこに隠れている問題点や、解決策を考えるのが好き」という理由から税理士を目指した人のほか、数学や法律に興味があり、それを仕事に生かせないかと考えたという人も。いずれにしても、興味があることや得意なことを生かし、「人の役に立ちたい」と考えた先に「税理士」という職業があったという場合が多いようです。また、「取得が難しいと言われる国家資格をもって働くことに魅力を感じた」「安定した収入を得られると考えた」など、スペックにメリットがあると判断した人も。

数字から物事を思考することが好き

数字は会社の現状と改善点を把握するための情報源となります。「決算書には、会社の物語が詰まっている」と語る税理士さんもいるように、税理士にとって数字は一つひとつが言葉のようなものなのです。何らかのきっかけでそのおもしろさに気づけた人にとっては、「数字から物事をとらえ、思考する『税理士』という仕事におもしろみを感じる」というのが志望動機になっているようです。

目の前にいる人の役に立ちたい

税理士の先輩曰く、「税理士は経営などさまざまな相談に乗る、いわば、会社のかかりつけ医」。個人から会社組織まで多くの顧客に対面し、今抱えている悩みをヒアリングし、解決する手立てを一緒に探っていく。すなわち困っている人を手助けする仕事です。そのため、「自分の目の前にいる人の役に立ちたい」というのも、税理士の立派な志望動機に。「数学が得意といった自分の長所」×「ダイレクトに人の役に立てる仕事」という志望動機から、税理士になったという人も多くいるようです。

世の中に安定経営の企業を増やしたい

「黒字企業を増やして、社会貢献がしたい!」という目標を掲げている税理士の先輩も多くいます。倒産・廃業する企業を減らすことができれば、雇用も税収も安定し、国や国民の生活にいいサイクルが生まれます。税理士としての自分の働きが、顧客のためだけでなく、国のため、国民のためになる。非常にダイナミックな仕事です。そこにやりがいを見いだし、税理士として活躍することを夢に描くのもひとつの道であると言えるでしょう。

商売に興味があった

お店で売っている物やサービスの値段について、その理由を考えたことはありますか。最近では、経済のしくみについてわかりやすく説明している本も増えてきたので、そういうことを考えたことがある人もいるかもしれません。
自分で何かのお店を経営してみることに興味がある人は、常に一定数います。そして、お店の経営について考えてみると、すぐにぶつかる壁がお金に関することです。
良い商品を安く売れれば儲かる。理屈で考えればそのとおりですが、実際にやろうとしてみると、材料費や人件費、家賃などさまざまな経費が存在し、そんなに安くは売れないことがわかります。そういう試行錯誤を通じて、商売をするための「お金の流れ」に注目をするようになり、そこから税理士という仕事を目指した人もいます。

取材協力・監修

髙橋昌也※2020年9月8日更新

税理士。東京地方税理士会川崎北支部所属。2007年に税理士登録。「小さなおしごとの支援」を掲げ、小規模事業者に特化して業務を展開。各種事業計画の策定や金融機関との交渉など、経営に関する幅広い分野について支援を実施。2013年には経営革新等支援機関の認定取得。税理士業務で学んだ知識や経験を生かし、文化・芸術活動の支援にも携わる。

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