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建築学とはどんな学問?

建築学というと、多くの人は「設計」をイメージするかもしれませんが、設計のほかにも、計画、構造、材料、設備、環境、施工など幅広い分野を学びます。

※このコンテンツは2018年の取材に基づき構成しています

設計以外にも幅広い知識を学ぶ

「用強美」に関わる幅広い分野を学ぶ

建築学というと、多くの人は「設計」をイメージするかもしれませんが、建築学では、設計のほかにも、構造、施工、材料、設備、環境などさまざまな分野を学びます。建築学においては、建物を建てる際にはこういう建物が望ましいという一般的な考え方があり、「用強美」を兼ね備えた建築が良い建築とされています。「用」とは、機能性や快適性のことで、使いやすい空間寸法や動線計画、快適な設備などのことをいいます。また、「強」とは、建物の構造部分の耐久性のことをいいます。建物には風雨をしのぐだけでなく、地震や台風などの災害から人命を守る役割もあります。とりわけ、地震国である日本では、免震構造や制震構造などの構造技術が発展してきました。そして「美」とは、文字どおりの芸術性です。建築物は、多くの人の目に触れるものでもありますから、デザイン性や芸術性も求められます。この「用強美」の3つの要素のいずれも建築では大切とされていますから、建築学では3つの要素に関連する学問を幅広く学ぶことになります。

建築業界の代表的な資格は「建築士」

建築学を学んで取得できる資格の代表的なものは、国家資格である「建築士」です。一級建築士や二級建築士、木造建築士などに分かれますが、建築士は、建築のプロフェッショナルとして建築事業の中心的な存在となり、建築物の設計や監理を行います。建築士の資格は建築業界で幅広く求められる資格ですから、建築学を学ぶ学生の多くがチャレンジする資格です。
また、多くの学生が標榜するのが建築家です。建築家には明確な定義や資格があるわけではありませんが、建築士の資格をもち、経験を積んだのちに独立して個人事務所を構えるというスタイルが一般的です。建築家は依頼主の要望を聞きながら、構想を作り、それを具体的な設計図面に落とし込んでいくことが仕事になります。個人の住宅から、公共の建物、都市計画までと規模の大小はさまざまですが、いずれのケースでもプロジェクトのまとめ役になりますから、やりがいが大きいと同時に責任の重い仕事でもあります。
建築士にしろ、建築家にしろ、実際に建物ができるまでには、依頼主をはじめ、各分野の専門家などさまざまな人たちとかかわりながら共同でプロジェクトを進めていくことになりますから、高いコミュニケーション力が求められる仕事ともいえます。

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