臨床検査技師の1日のスケジュール【スタディサプリ進路】

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血液や尿などを採取して検査をするというのが主な仕事の臨床検査技師。病気になって検査を受ける機会がなければ、働く姿をイメージすることは難しいかもしれません。どのような仕事をしているのか、総合病院に勤める臨床検査技師さんに１日のスケジュールを聞いてみました。

基本的な1日のスケジュール

朝は８時半までに出勤し、９時の診療開始に備えます。午前中は検査室に常駐し、外来の患者さんを中心に心電図や超音波検査を行います。患者さんを検査室に入れるとベッドに寝かせて、機器を取りつけたら検査開始。検査内容に応じて、患者さんに正しい姿勢や呼吸法を指示します。１日で最も忙しくなるのがお昼どきなので、ランチは交代制で済ませます。また、冬場のインフルエンザの時期に患者さんが増えるので、その時には食べに行くのも帰ってくるのもランニングというくらいに忙しくなります。午後も引き続き外来患者さんの検査をしますが、一段落したら病棟に入院している患者さんの検査も行います。それでも１８時には業務終了。当直制なので基本的に残業はなく、決まった時間に帰宅しています。

当直勤務

夜間外来や病棟のある病院では、夜間も患者さんを看ることがあるため当直勤務があります。頻度は病院によって異なりますが、月１～２回が一般的といいます。当直勤務の日には病院に寝泊まりして、急患があればすぐに検査ができるようにPHSなどを持って、当直室などで待機します。検査内容は病院によって異なりますが、インフルエンザで急患が増える時期には仮眠すら取れないこともあるといいます。また、PSG（睡眠時無呼吸症候群）患者さんの脳波を夜通しモニターで監視し続けるといったケースもあり、体力が必要になります。

休日の取り方

医師や看護師と同じように、臨床検査技師は土日も患者さんを受け入れ、検査を行っています。そのため臨床検査技師のシフト制が一般的で、週休２日や月８日休という場合が多いようです。健診センターは土日に休みがとれる職場です。また医療機器メーカーの臨床開発モニター（CRA）やアプリケーションサポートといった職業では、土日休日をはじめ、年末年始・夏季休暇なども整備されていることが多いといいます。

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