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理容師に求められる人物は?適性を知る

理容師に求められる人物は?適性を知る

全国のオススメの学校

「人をかっこよくしたい」「人をキレイにしたい」という強い気持ちが理容師には必要です。お客さまに最適なヘアスタイルを提案するためには、めまぐるしく変化する世の中の流行をチェックし続ける探究心も求められます。また、お客さまの要望をしっかり理解するためにも、安心して施術をまかせてもらうためにも、コミュニケーション能力は非常に重要になってきます。
一日中立ち仕事で、週末など忙しい日には休憩の時間もないということもありますので、それに耐えられる体力があることも理容師には必要な資質と言えるでしょう。
また、男性客を多く相手にするお店ならば、抜け毛や頭皮に関する質問に答えられるよう、専門知識があるといいでしょう。これからの理容業界を切り拓くだけのチャレンジ精神があるかどうかも問われます。

おしゃれが好き

「かっこいい」「美しい」ものへの探求心が強く、ヘアスタイルだけでなくファッションに関する興味や関心がある人のほうが理容師の仕事を楽しめるでしょう。
特に男性客の場合、自ら流行をチェックしてオーダーしてくる人よりも、「おまかせで」という人が多い傾向があるため、その人に合ったヘアスタイルを提案できるよう、常に変わる流行をチェックするアンテナももっておきたいものです。
いろいろな服装やヘアスタイルができるのも理容師の魅力なので、おしゃれで感性を磨くことも理容師には必要です。と同時に、お客さまに好感を与える清潔感も不可欠です。

人と気持ちのよいコミュニケーションがとれる

理容師は、接客業のなかでもお客さまの髪や顔に直接触れる特別な仕事です。信頼感、安心感を与えられる人でなければ、お客さまは安心して身をまかせることができません。また、薄毛など、髪に関する悩みはデリケートな問題になりがち。薄毛を目立たせない髪型や、ボリュームを出すセットのしかたを感じ良く伝えるなど、一人ひとりのお客さまに合わせたコミュニケーションが取れるかも重要になってきます。何気ない会話も楽しめて、「人と接することが好き」という人に向いている仕事と言えるでしょう。

新しい技術を吸収する向上心がある

理容師は専門的な知識と技術を用いて仕事をする「技術職」です。技術職として働くためにはお客さまに満足してもらえるようなスキルやテクニックを磨く必要があり、常に技術のレベルアップのために向上心をもって勉強やトレーニングを積める人が向いています。一度技術を習得したらそれで終わりではありません。休日の講習会に参加することは体力的にも大変ですが、最新の技術を学びたいという好奇心や探究心をもって技術を追求していくタイプの人であれば理容師という仕事を楽しめるでしょう。

忍耐力・体力

理容師には厳しい下積み時代があります。10時間以上立ちっぱなしで仕事をしたり、繁忙期は丸一日休憩できないこともあったり。長い営業時間が終わると自主練習の時間です。平均して月4~8日の休日も、講習会などで潰れることもあり、自由になる時間は一般的な職業と比べるととても少ないです。これらのことに耐える忍耐力、体力、精神力が理容師には必要です。予約をして来てくれるお客さまも多くいますから、日々の体調管理も怠ることができません。

理容業界をリードするという強い気持ち

ピンチこそチャンスととらえ、チャレンジできる人が求められています。理容師と美容師との間で仕事内容の差が小さくなり、全国にごまんとある美容室、理容室から選ばれることは簡単ではありません。
1000円カットの大手チェーン店も主要な駅前には必ずといってあるものです。美容室に行く男性も増えています。それでも、本格的なシェービングは理容師にしかできませんし、美容室に行くのは恥ずかしいという男性もまだまだ多くいます。クールビズヘアといった社会性を配慮したメニューや女子向けシェービング、中高年齢者を対象にしたヘアカウンセリング、在宅や施設の高齢者への訪問理容など理容室ならではのメニューの充実、毛髪診断設備、エステティックをはじめとするリラクゼーションメニューの提供など、理容業界活性化のための策はいくつもあります。
理容店1回あたりの費用は「1000円~1999円」がおよそ40%と最も多くなっていますが、「より満足度が高まるのであれば費用を増やしてもいい」と考える利用者も多く、その条件としては(複数回答)、「気に入った、理想のヘアスタイルになる」が64.1%、「癒やされる・疲れがとれる」が38.4%、「ヘア関連以外の充実したサービスが受けられる」が33.1%、「悩みに的確に対応してくれる」が21.1%という数字も出ています。
男性のメイクやスキンケアが話題になる今日、利用者の多様なニーズを踏まえた新たなサービスを積極的に取り入れ、付加価値を高めていけるかどうか。
利用者の潜在的な需要を敏感にとらえ、新たなサービスを自ら考え、やってみる、このチャレンジ精神が理容師には必要です。また、考えたことを実行する行動力、フットワークの軽さも必要となるでしょう。
※数字はすべて株式会社日本政策金融公庫『理容店に関する消費者意識と経営実態調査』による

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