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測量士の就職先・活躍できる場所は?

測量士の就職先・活躍できる場所は?

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測量士は、測量会社や建設コンサルタント会社で働くのが一般的です。測量会社は、事業所ごとに測量士・測量士補の資格者を1名以上配置しないといけないため、複数の測量士を雇用しており求人も活発です。建設コンサルタント会社は、主に市民生活に欠かせない大規模な建造物の計画立案や調査などを行う企業で、調査の段階で測量士がチームを組んで活動しています。
これらの企業で経験を積み、独立して測量士の個人事務所を開業する人もいます。

測量会社

測量会社は、測量法に基づき、測量の業務を受託して運営する企業のこと。測量会社の事業所は、測量士・測量士補の資格者を1名以上配置することが法律で求められています。このため測量会社は、多くの案件を受託することを目的として、複数名の測量士を雇用しています。また、測量を必要とする仕事は都市部に限ったものではないので、地方の測量会社にも求人があります。

独立・開業する

測量会社で多様な経験を積んだ後、独立して測量士事務所を開業するケースもあります。
測量には、土木測量、地図測量、地籍測量という3つの分野があります。このうち土木測量と地図測量は、大手の建設会社やその下請けを行う測量事務所がほぼ独占しており、新規参入は困難です。仕事を受注するチャンスがあるのは地籍測量です。地籍測量は、個人や法人が所有する土地の広さを正確に測るもので、この分野であれば、小回りの利く個人事務所のほうが仕事を受注できる可能性があります。ただし、登記申請などの許認可申請は、土地家屋調査士や行政書士が担当しなければならないため、測量士がこれらの資格を取得する、資格者と連携して仕事を行う、事務所に有資格者を雇用するといった方策が必要になります。いずれにしても独立・開業する前に、十分な下調べをすることが大切といえます。

建設コンサルタント会社

建設コンサルタント会社は、登録規定に基づいて国土交通省に登録された企業で、土地の開発や防災、環境保護などに関する計画の立案や調査などを行います。道路や港湾、空港、鉄道、上下水道、通信網など、市民生活に欠かせない大規模な建造物を対象としており、調査の段階で多くの測量士が活躍しています。

その他の就職先

数は多くありませんが、官公庁の土木課や上下水道課などに就職するケースがあるほか、国土地理院や地図出版社に就職して専門的な技術を生かしている人もいます。

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