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ファイナンシャルプランナーのズバリ!将来性は?

ファイナンシャルプランナーのズバリ!将来性は?

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ファイナンシャルプランナー(FP)の将来を明るくするのは、“お金の専門家”という評価を獲得することです。そのために必要なのは、FPとしての豊富な実務経験と情報のアップデートです。
金融の仕組みや手続きは複雑で、変化が激しく、新しい金融商品も次々に登場します。このためFPは常に情報を更新しないと、相談者に最適なアドバイスを送ることができません。
実務経験を積むと同時に最新情報を入手する努力を継続することが重要で、弁護士などと同様に「専門家にアドバイスを求めるには費用がかかる」ことが認知されると、FPのニーズはいよいよ高まると予想されます。

ニーズが高まるのはこれから

少子高齢化、不安定な雇用、年金や医療費の問題など、近年は生活と経済に関連する課題が山積しています。これから多くの人が、生涯設計について深く考えるようになるでしょう。現状を見る限り、FPは大きく稼げる職業ではありませんが、ファイナンシャル・プランニングの知識やアドバイスを求める人が増えるのはこれからと言えます。

“お金の専門家”として評価を得る

FPの将来を明るくするのは、豊富な実務経験と情報のアップデートです。特に金融のしくみや手続きは複雑なうえ、制度が変更されるたびに新しい金融商品が次々に登場します。このため多くの人は、自分(とその家族)にはどの商品が最適なのかがよくわかっていません。
相談者の求めに応じてライフプランを設計するには、周囲にアンテナを張りめぐらせて常に最新の情報を入手し、分散している情報をつなげて総合的に提案する能力が必要になります。こうした努力を継続することで、“お金の専門家”という評価を得ることができるのです。

独立系FPとして活躍

日本FP協会によると、企業に属さずに独立してFPとして活躍する人は、有資格者全体でも企業系FPと比較すると少ないそうです。個人事務所の数がまだ少なく、認知度も低いのが現状ですが、伸びしろがあるという考え方もできます。
“お金の専門家”という立場が明確になり、弁護士などと同様に「専門家にアドバイスを求めるには費用がかかる」ことが認知されると、FPのニーズはいよいよ高まると予想されます。

取材協力・監修

大間武※2020年8月31日更新

ファイナンシャルプランナー。飲食業をはじめ多業種の財務経理、株式公開予定企業などの経理業務構築、ベンチャーキャピタル投資事業組合運営管理を経て、2002年ファイナンシャルプランナーとして独立。2005年株式会社くらしと家計のサポートセンター、NPO法人マネー・スプラウト設立。「家計も企業の経理も同じ」という考えを基本に、「家計」「会計」「監査」の3領域を活用した家計相談、会計コンサル、監査関連業務、講師・講演、執筆など幅広く活動。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。

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