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ファイナンシャルプランナーの就職先・活躍できる場所は?

ファイナンシャルプランナーの就職先・活躍できる場所は?

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「日本ファイナンシャル・プランナーズ協会」(日本FP協会)に登録するAFP(日本FP協会が認定するファイナンシャル・プランニング技能の資格)、CFP®(日本FP協会認定のFP技能の上級資格)、の資格認定会員は全国に18万5048人います(令和2年〈2020年〉8月現在)。
このうちの多くが、会社組織や団体に所属する「企業系ファイナンシャルプランナー(FP)」です。主な所属先は、銀行や証券会社などを含む金融系企業、不動産系企業、コンサルティング会社などで、大規模な案件や幅広い業務に携わることもあります。
独立系FPは、複数のFPが集まる会社で働いたり、個人事務所を開いたりするFPのこと。独立系FPとして活躍するには、ライフプランの立案技術に加えて、自らを売り込む高い営業力やビジネスセンスなどが求められます。

企業系FP

・金融系企業
顧客に自社が取り扱う商品を提案する際に、金融に関する知識やライフプランニング能力、相談能力などを生かすことができます。近年はファイナンシャル・プランニング資格の取得を推奨する企業が増えており、昇進する際の条件にしている企業もあります。
・不動産系企業
不動産や住宅などを販売する際に、住宅ローンや各種保険、税金面まで含めた総合的なアドバイスを行うことができます。この業界は、資産の代表格である不動産を商品として扱うため、FPとしての知識や経験が業務に直結しています。
・コンサルティング会社
複数のFPが集まるコンサルティング会社では、顧客の経済的利益を守ることを目的として、個人向けの相談業務から、法人や金融機関向けのサービス提供まで幅広く行っています。こうした会社は、長期的なライフプランニングの観点から相談者にアドバイスできるのが強みです。資産の有効利用法などをわかりやすく説明すると、顧客の満足度を大幅に向上させることができます。

独立系FP

複数のFPが集まる会社に所属したり、個人事務所を開いたりするFPのことを独立系FPと呼びます。独立系FPの特徴は、特定の企業との資本関係がないことで、中立的な立場を保ちながら顧客のさまざまな相談に応じることができます。
独立系FPとして活躍するには、的確なライフプランを立案できる技術に加えて、顧客を引きつける営業力、さらに人脈を形成できるビジネスセンスなどが必要です。多様な知識や経験を生かして、講演やセミナーの講師役を引き受けたり、新聞や雑誌などに原稿を寄稿したりして収入を得ているFPもいます。

取材協力・監修

大間武※2020年8月31日更新

ファイナンシャルプランナー。飲食業をはじめ多業種の財務経理、株式公開予定企業などの経理業務構築、ベンチャーキャピタル投資事業組合運営管理を経て、2002年ファイナンシャルプランナーとして独立。2005年株式会社くらしと家計のサポートセンター、NPO法人マネー・スプラウト設立。「家計も企業の経理も同じ」という考えを基本に、「家計」「会計」「監査」の3領域を活用した家計相談、会計コンサル、監査関連業務、講師・講演、執筆など幅広く活動。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。

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