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  • 吉田 詩織さん(花き生産コース/花き生産者)

埼玉県認可/専修学校/埼玉

テクノ・ホルティエンゲイセンモンガッコウ

祖父母の畑でじゃがいもを育てたのが今の仕事のルーツ

先輩の仕事紹介

自分の経験を基に、花の魅力や育て方、管理方法をたくさんの人に伝えていきたい

花き生産者
花き生産コース/2022年3月
吉田 詩織さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

専門学校時代は比較的一年草の栽培管理が多かったため、多年草を中心とした植物の種まきから開花までの成長を間近で見られることが、この仕事の一番の魅力だと思います。ハウス内の温度を調節したり風通しをよくしたり切り戻しをしたり、植物の成長や出荷時期に合わせて管理するのは大変ですが、良い苗に育てることはとてもやりがいがあります。特に全体にむらなく水を撒く灌水はとても難しく感じていますが、自分のスキルアップに繋がっていると思います。入社してちょうど1年が経ち、定植から出荷まで一連の流れを経験したところです。自分が育てた苗を「いい苗だったよ」とお客様が褒めてくださるのは何よりうれしいですね。

この分野・仕事を選んだきっかけ

幼い頃、実家の隣の祖父母の家では畑でじゃがいもを作っていたり、庭には大輪の大ギクが咲いていました。そんな環境の中で自然や野菜栽培が好きになった私は農業高校に進みました。入学時は野菜栽培に興味があったのですが、ある先生との出会いで花の魅力を知り、花卉に興味を持ち、私に合っているのではないかと考えるようになりました。大学進学も考えましたが、将来の仕事を考えたら机に向かうばかりでなく、できるだけたくさん植物に触れる方がいいと専門学校の花き生産コースを選択しました。卒業後はもっと経験を積みたいと、愛知県の暖地と長野県の高冷地を利用してリレー栽培を行なっている会社へ就職、日々がんばっています。

一番難しくて植物を育てるのに一番大切な灌水

これからかなえたい夢・目標

花は見ているだけでも癒やされます。家の中がちょっと暗いな、味気ないなと思った時も、花一輪があるだけで、パーっと明るくなりますよね。私自身も花を見たり、触れ合ったりすることで心が穏やかになります。それは切花だけでなく、小さなポットに咲く花も同じです。しっかり管理して育てていくことで、花を咲かせる達成感を味わうことができます。少しずつ、私の言葉で花の魅力や管理方法を伝えていきたいと思っています。そして、日本の花の生産量はまだ少ないし、花生産者は決して儲かる仕事ではありません。だから近い将来、海外、例えば花大国といわれるオランダなどへ行って、もっともっと花や花の生産について学びたいと考えています。

「良い苗だね」。お客様の一言が何よりうれしい

吉田 詩織さん

有限会社エイチアンドエルプランテーション/花き生産コース/2022年3月/東京都立農芸高校園芸科学科出身。高校では野菜や果物、花を育てたり、植物の無菌培養や植物バイオテクノロジーの実験などを学んだ。現在、長野県八ヶ岳の麓にある職場で、愛知県の暖地と長野県の高冷地を利用してリレー栽培を行っており、多種多様な植物を栽培しながらスキルアップに励んでいる。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…

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