福島学院大学短期大学部保育学科

多様な保育ニーズに対応できる、教養と専門的な知識・技術を持った保育者を養成します

学べる学問

心理学

科学的な手法によって、人の心をさぐる

人の心や集団行動のメカニズム、動物の行動などを調査、統計、実験などの手法を使って解明する学問。意識や行動のメカニズムを探る文学部系とカウンセリングや臨床心理など実践的分野を扱う教育学部系がある。

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教育学

よりよい教育とは何かを様々な角度から研究する

講義や教育実習を通して、人間が育っていくプロセスのさまざまな問題を研究していく。学校の他、家庭や社会、産業など多方面から人間教育を考え、理論や目的、指導方法などを学ぶ。

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保育・児童学

子供の成長や健康を研究し、保育、教育に役立てる

子どもの心と体の発達を総合的にとらえ、成長によりよい教育や環境を考える学問。児童心理学、児童保健学、児童福祉学、児童教育学、児童環境学、児童文化学などの研究領域がある。

目指せる仕事

幼稚園教諭

“子どもが好き”を原点に、一人ひとりの個性を育てる

毎朝登園した幼児の健康状態をチェックし、音楽、絵画、運動や遊びなどの指導をする。幼児は体調を崩しやすいので、十分な目配りが必要な仕事だ。子どもたちへの直接の教育のほか教室の掃除、カリキュラムの作成、園児の行動記録など仕事の範囲は広い。

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保育士

乳幼児を保育し、成長をサポート。保護者への情報提供も

食事、排泄、睡眠、遊びなど日常生活を通じて、健やかな心と身体を持った子どもに成長するように援助する仕事。保育所は仕事と育児を両立させる父母を支え、乳幼児を保育する児童福祉施設だが、特に最近では単に子どもを預かるだけでなく、保育情報の提供や相談などが重要な役割となっている。

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社会福祉主事

行政の中で福祉サービスに携わる

公務員となって福祉関連部署で働く。地方自治体の福祉課の窓口で福祉サービスに関する相談を受け、福祉施設への入所や生活保護の適用手続などを行う他、福祉事務所や児童相談所で相談を受けたら、児童施設の児童指導員や老人福祉施設などの生活指導員として活躍する場合もあり、その仕事内容は多岐にわたる。

初年度納入金：	2024年度納入金（参考） 118万円

福島学院大学短期大学部保育学科の学科の特長

子どもたちの未来をつくる保育者に: 乳幼児期の環境や体験がその後の人間形成に大きく関与します。この時期の子どもと接する幼稚園教諭や保育士は、子どもの未来づくりに携わる社会的に重要な役割を担います。本学では、専門的な知識と技術はもちろん、思いやりの心、柔軟な指導力、豊かな情緒といった保育者としての資質を備えた人材の育成に努めています。

理論と実践から保育と幼児教育の多面的な素養を培う: 子どもたちの個性や行動を把握するための科目、心身の発達過程を学ぶ科目、音楽や図画工作、体を動かす楽しさを伝える科目、言葉や数の指導に関する科目などを理論と実践の両面から体系的に学びます。

キャンパス内「認定こども園」での基本実習や学外実習支援が充実: 本学では、学外での各種実習を行う前に、敷地内にある本学認定こども園で実習の意義や心構え、観察の方法や指導計画案の立案、実習日誌の書き方に至るまで、実習の基礎を学びます。さらに、有意義な実習が行えるように、保育現場の経験豊富な教員陣による実習事前・事後指導を強化しています。

「保育士」「幼稚園教諭二種免許状」の資格取得で地域の保育・幼児教育に貢献する: 卒業と同時に保育士資格と幼稚園教諭二種免許状、社会福祉主事任用資格の取得が可能です。保育所、幼稚園、認定こども園はもちろん、児童養護施設や乳児院、児童館などの児童福祉施設でも活躍できます。また、社会福祉主事任用資格を有することで地方自治体の福祉事務所等で地域福祉に貢献する進路も選択できます。

保育・幼児教育の専門教室に加え、敷地内の認定こども園で学ぶ: 調乳やおむつ交換など乳児保育の実践演習を行うベビールームや、幼児音楽を学ぶための音楽館を備えています。音楽館内のピアノ室では自主練習も可能です。また、敷地内の認定こども園との連携により、授業後ボランティアとして現場の仕事を体験したり、子どもとふれあうことができ、子どもと保育現場の理解を深めています。

少人数教育で一人ひとりに向き合う: 一人ひとりの顔が見える距離で学生の理解度を把握しながら、きめ細やかな授業を展開しています。定期的な個別面談を通して、学生や保護者からの相談にも誠実に対応しており、アットホームな雰囲気で学生生活を送ることができます。また、クラブや学友会（学生自治会）活動を通して学科や学年を超えた交流を行っています。