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大学教員の仕事内容

大学教員の仕事内容

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大学教員の仕事は学生への講義だけではありません。学生からは見えていない裏方の仕事もかなり多くあります。例えば、大学運営にかかわる会議への参加も多く、学生たちがより良い環境で学ぶための業務にたくさん携わっています。加えて、自身の研究や論文の執筆なども行うため、その仕事内容は多岐にわたります。さらに、大学から依頼され、複数名の大学教員でチームを組み入試問題の作成を行うこともあります。さらに、学生の就職活動の相談に乗ったり、状況を確認したりするなどのサポートをすることもあります。
多くの大学教員は、週5~6コマ、最大8コマ程度の講義を担当しています。このコマ数は年度ごとに大学から依頼があり決まります。自分が担当する講義(約15回)の内容をあらかじめ決めておき、授業の準備や資料の作成もします。ゼミなどをもっている場合には学生の卒業論文の指導、大学院での指導を行う場合には修士論文や博士論文の指導も行います。

入試業務

大学からの依頼があれば、入試に関する業務も行います。多くの場合、入試当日の試験監督をしたあと、採点も行います。記述式の入試問題がある場合、受験生の数にもよりますが、答案を採点するのはかなりの重労働です。入試問題の作成チームに入る場合は、自身の研究ジャンルに応じ大学から依頼があります。入試問題作成チームは、ゴールデンウィーク明けあたりから会議に召集され、問題の内容や出題意図、模範解答などを話し合うことが多いようです。

研究

大学教員は自分で決めたジャンルについての研究を行い、論文の執筆を行います。とはいえ、授業のある日は研究にあてられるほどの時間の余裕はなく、学生の長期休暇期間中に行うことがほとんどです。

会議

所属する大学の運営にかかわることも仕事の一つです。大学運営にまつわるさまざまな会議に参加します。
会議の回数は大学の規模が大きくなればなるほど増えますが、少なくとも週に1回程度、多い場合には一日に7回以上会議に出席することもあります。
会議の内容は、例えば大学の図書館に新たにどのような本を購入するかを大学教員で話し合ったり、大学全体の戦略を考えたり、学生生活について事務の担当者と相談するなどです。

取材協力

トミヤマユキコ

ライター/大学講師。早稲田大学法学部、同大大学院文学研究科を経て大学講師に。少女マンガ研究を中心としたサブカルチャー関連講義を担当している。ライターとしては『小説すばる』『yomyom』『エル・グルメ』などで日本の文学・マンガ・フードカルチャーに関する連載を持つ。著書に『夫婦ってなんだ?』『40歳までにオシャレになりたい!』『大学1年生の歩き方』など。

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