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幼稚園教諭の楽しいことと大変なこと

幼稚園教諭の楽しいことと大変なこと

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自分の言いたいことや、やりたいことが表現できない子どもを指導する教諭の仕事は重労働という側面ももち合わせています。そんな幼稚園教諭の楽しいこと、そしてつらいことを探ってみました。

園児は毎年入園してくる

今まで楽しく遊んでいたのに、ちょっとした瞬間に大泣きし始める、こんなシーンは日常茶飯事です。かといって、その子の気持ちの変化を読み取ろうと一人に集中するわけにもいきません。また、楽器を教えてすぐに上達する子、なかなか覚えられない子もいます。さらには、何をしているのかさえ理解できない子どももいます。そうした園児たちを一つにまとめるのは至難の業です。新任の教諭の中には涙を浮かべて歌を歌うということもあるそうです。
また、ときには保護者の言葉や態度、そしてクレームも心労になりえます。保護者にとってはわが子が一番ですから、ちょっとした教諭の態度や行動も見逃せないものです。こうした保護者の気持ちも、キャリアを積んでいくと理解できていくでしょう。
園児と一緒に過ごしていると一年なんてあっという間。やっと一人ひとりが見えてきたときには上のクラスに行って、教諭はまた新しい園児を相手に、一からの繰り返しになります。

園児の純粋な気持ちがねぎらい

個性豊かな園児たちをまとめるのは本当に大変です。室内でおとなしく遊んでいたい子ども、屋外に飛び出して走り回りたい子ども、早く家に返りたい子どもそれぞれに協調性をもたせていくという教育は一筋縄にはいきません。
春には遊戯会、秋には運動会といった行事が幼稚園の大イベント。曲に合わせてみんなで仲良く踊り、走るというのを指導するのは根気と粘りが求められます。なかなかまとまらなかったり、ほかのクラスとの差が出たりすると教諭自身が焦り、そしてめげてしまうといいます。
しかし、子どもたちは教諭の一生懸命な姿、保護者の応援、そして、ほかのクラスの子どもたちとの競争意識から、ある線を越えると一気に成長するものです。そして、発表会や運動会ですばらしい演技ができたときは、園児以上によろこびを爆発させる教諭も少なくありません。そして、園児たちの教諭に対する反応は満足感、達成感、成長感に満ちあふれています。その時の園児たち一人ひとりの笑顔が、すべての苦労を消してくれるのです。さらには、保護者からの感謝の言葉も教諭の心を癒やしてくれると同時に、大きく成長を促してくれます。4月の入園式には、気持ちを新たにして新入園児たちを笑顔で迎え入れられるのです。

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