• スタディサプリ 進路(大学・専門学校)
  • 仕事・資格を調べる
  • 美容・理容・ヘアメイク
  • ヘアメイクアーティスト
  • 仕事をするときの心がけ
ヘアメイクアーティストが仕事をするときの心がけ

ヘアメイクアーティストが仕事をするときの心がけ

全国のオススメの学校

ヘアメイクアーティストにとって何よりも大切なのは、お客さまとのコミュニケーションを通して信頼関係を築き、その人の思いや求めるスタイルをかなえること。お客さまのコンプレックスをヘアメイクを通じて解消し、自信がもてるように導くヘアメイクアーティストは、日々の行動のなかで、どのようなことを意識しているのでしょうか。

心理カウンセラー的な役割を意識する

ヘアメイクアーティストはヘアメイクを通して、その人の魅力を最大限に引き出す仕事です。言い換えれば、それぞれのお客さまが抱えるコンプレックスをヘアメイクで解消し、自信がもてるように導く役割を担っているのです。
そこで重要となるのが、そのお客さまがどんな人で、何を求めているのかを素早く察知し、コンプレックスなどの悩みを話しやすい環境を作ること。まず相手の話をよく聞き、お互いにコミュニケーションをとりながら信頼関係を築くことが第一です。
もちろん、お客さまによって求めることは違いますし、こちらの提案が気に入らない場合、すぐにNOと言う人もいれば、何も言わずに黙っている人もいる。それがYESなのかNOなのかを見極めるには、相手の表情や言葉から気持ちを読み取る「察知力・ヒアリング力」や、言葉のかけ方で本音を引き出す「カウンセリング力」といったスキルが必要です。そうした意味で、お客さまの心理カウンセラー的な役割を意識することも、ヘアメイクアーティストが心がけるべきポイントといえるでしょう。

偏見をもたずに自分から相手に飛び込む

心理カウンセラー的な役割を意識しながら、一対一で相手と接するヘアメイクアーティストは、「人」に対する興味と「相手の価値観」をくみ取る姿勢がないと務まりません。
例えば、芸術家は「モノや自分」にベクトルを向けることで、自己が追求する世界を表現していきます。一方、ヘアメイクアーティストは「人や相手」にベクトルを向けることで、多様な価値観をもった一人ひとりの相手に寄り添い、その思いをかなえていきます。ですから、自己満足では「いい仕事」はできません。ときには自分の世界や価値観を打ち破って、偏見をもたずに相手に飛び込む柔軟性をもつことが、プロとしての心がけにもつながるのです。
フリーランスのあるヘアメイクアーティストの場合、仕事の幅や人脈を広げるうえでも、日ごろから柔軟なアプローチを心がけているといいます。例えば、以前にこんなエピソードもあったそうです。
「たまたま一人で入ったカウンターバーで、店員さんと話しているうちに私自身の仕事の話題になり、その店員さんの人脈で新しい仕事につながったことがあるんです。もし友人と一緒に行っていたら、友人とのおしゃべりに夢中になって、いつもの内輪の世界で終わっていたでしょう。一人だったので知らない店員さんとも意気投合して、自分の世界を広げることができたのだと思います」と言います。一見、仕事とは関係なさそうな場面でも、自分の行動やアプローチしだいでチャンスを広げることができるのです。

関連する記事

ヘアメイクアーティストを目指せる学校を探すならスタディサプリ進路
RECRUIT