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ファッションコーディネーターが仕事をするときの心がけ

ファッションコーディネーターが仕事をするときの心がけ

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パーソナルスタイリストとして活躍する、あるファッションコーディネーターは目の前の人をいかに幸せにするかを常に考えて仕事に臨むと言います。ファッションコーディネーターが仕事をするときの心がけにはほかにどのようなことがあるでしょうか。将来を見据えて考えていることも含めて紹介しましょう。

期待を超えるものを提供したい

ファッションコーディネーターの仕事は自分だけでできる仕事ではありません。流行りの洋服や似合う色など、コーディネートをする相手となるお客さまがいて、初めてできる仕事です。そのため、あるファッションコーディネーターは、目の前の仕事やお客さまに対して、常に一生懸命になることを心がけていると言います。全力で仕事をしなければ自分を信頼して仕事の依頼をしてくれたお客さまや法人企業に対して、失礼にあたるからです。

さらに、自分がパーソナルスタイリストとしてお客さまの期待を超えるものが提供できるかどうかをいつも考えて行動しているそうです。仕事が期待通りの内容であることは当たり前であって、期待以上の楽しみや喜び、感動や納得をもたらす内容であるべきだと思っているとのこと。それは単純によい評価や評判をもらえるだけでなく、次の仕事につながるから、つまりは、信頼感が増すからだそうです。
「この人に頼んでよかった」「またあなたにお願いしたい」……そう言ってもらえるように、自分がお客さまにとってできる限りのことをするように努力していると話してくれました。

十人十色、みんな違ってみんないい

また、できることなら仕事を通じて、迷える人の救世主になりたいとも思っているそうです。十人十色という言葉があるように、人はそれぞれ違っていて、違うことがよいのだということをこの仕事をしているとよく感じると言います。それぞれの良さをどう生かすか、個性をどうコーディネートするか、という仕事は本当に楽しく、お客さまにもそれを明確に伝えることでもっと輝いてほしいのだそうです。

あるファッションコーディネーターの好きな言葉は、豊かな色と書いて「艶」だと言います。人との出会いは一つの「配色」だと感じていて、一つひとつの配色を楽しみながら、お互いの人生の艶に変えていかれたらいいと思っているということでした。

ノウハウを伝える重要性

将来を見据えたあるファッションコーディネーターは仕事に対するしくみを作ることを考えていると言います。現在は独立して、個人事業主として仕事をしていますが、もし代表である自分が倒れたら会社はつぶれてしまいます。そこで、自分に何かあっても仕事が回るしくみ作りが必要だと考えているそうです。SNSなどの発信のしかたや、HPの運営管理、これまでに集積してきた情報やノウハウ、メソッドなどの維持管理と使い方など、自分一人で終わらせてしまうのではなく、後継者を育てることも考えて仕事をしているとのことでした。

取材協力

都外川八恵

スタイリング&カラーコンサルタント。COCOLOR代表。 企業向けカラーコンサルや研修はもちろんのこと、「十人十色」の個性を見極め「なりたい」を目指すスタイリングが得意。似合う色だけではなく、似合う質感・柄・形で、ロジカルなメソッドを確立。著書9冊、各種メディアからも取材実績多数。

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