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ファッションコーディネーターになるための勉強時間・やり方

ファッションコーディネーターになるための勉強時間・やり方

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ファッションコーディネーターになるための勉強として、カラー検定をおすすめします。年齢制限がなくさまざまな協会があるので、興味のある協会の資格を取ることから始めてはどうでしょう。色彩学を学んでいくうちに、あるファッションコーディネーターがたどりついた仕事についても紹介しましょう。

色彩検定を受ける

ファッションコーディネーターになるために色はとても重要です。まずは基本の資格としてカラー検定を受けておくことをおすすめします。学校の勉強は苦手な科目も勉強しなければならないので、辛いと思うことがあるかもしれませんが、自分がやりたいことや興味があることについて勉強するのであれば、楽しく進められるのではないでしょうか。
カラー検定の対策としては、色彩学という学問を勉強することになります。色に関する検定の数は10種類ぐらいあり、さまざまな協会が主催しています。公式テキストと対策本があるので、参考にしてみるといいでしょう。
比較的メジャーな検定として色彩検定協会が主催している「色彩検定」があります。初めて色を学ぶ人向けの3級、実務に応用したい人向けの2級、プロフェッショナル向けの1級があり、最近、色の多様性に関する知識を深めるユニバーサルデザインとしてUC級が新設されています。
「色彩検定」は文部科学省後援の検定であり、受験に年齢制限はありません。学生の受験が多いのですが社会人も多いのが特徴です。合格した人はファッションなどのアパレルをはじめ、コスメ、フラワーデザイン、インテリア、広告、建築など、さまざまな分野で活躍しています。つまり、色は多くの職業において必要な情報だと言えるのです。

資格を取ったそのあとが重要

何時間勉強すれば合格するという目安はありませんが、集中すれば数か月で検定に合格できる可能性はあります。ただ、ドライバーズライセンスと同じで、取ったからいいというものではありません。免許証を取得したあと、誰と、どこへ、いつ、どんな車でドライブに行くのかが重要なように、色についても資格を取ったからゴールではないのです。色彩について学んだことを、自分のフィルターを通して表現すること、アンテナを立てて発信していくことが、ファッションコーディネーターとして大切です。

パーソナルスタイリストとして活躍する、あるファッションコーディネーターは、色に興味をもって勉強をしていましたが、感覚やセンスにもロジックがあることに気づいたと言います。色彩学の勉強を深めていくうちに、質感・柄・形について理論化することを思いつき、似合うのは色だけではないと、「似合う質感=パーソナルテクスチャー(R)」、「 似合う柄=パーソナルパターン(R)」、「 似合う形=パーソナルライン&シルエット(R)」についての商標登録を取得して、パーソナルスタイリストの仕事を始めたそうです。
好きなことを突き詰めていくと、さらなる発見をすることがあり、それが仕事に結びついていくこともあります。どこから勉強をしても好きなことなら頑張って進んでいかれるでしょう。

取材協力

都外川八恵

スタイリング&カラーコンサルタント。COCOLOR代表。 企業向けカラーコンサルや研修はもちろんのこと、「十人十色」の個性を見極め「なりたい」を目指すスタイリングが得意。似合う色だけではなく、似合う質感・柄・形で、ロジカルなメソッドを確立。著書9冊、各種メディアからも取材実績多数。

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