公立大学/東京

東京都立大学

トウキョウトリツダイガク

東京都立大学のオープンキャンパス

「数学の力」を考える

開催日時
  • 2024年
    6月
    1日
    (土)
    14:00~15:30
  • 6月
    8日
    (土)
    14:00~15:30
  • 6月
    15日
    (土)
    14:00~15:30
  • 6月
    22日
    (土)
    14:00~15:30
内容
申込URL:https://www.ou.tmu.ac.jp/course/detail/7259
※本講座はオンライン講座でライブ+見逃し配信で7日間何度でも視聴可。

今回は、我々人類にとって極めて有用な学問である「数学」をテーマとした講座をお届けします。本学数理科学科の教員が様々な視点から、数学発展の歴史や、いまなお進化し続ける「数学」について考えます。

数学は人類の歴史と同じくらい長い歴史を持つ学問であり、人類の純粋な知的活動により進展してきました。たくさんの数学者たちの努力により、数学は様々な分野に発展を遂げ、それらが互いに融合することで大きな学問体系をなしています。さらに、数学は独立した学問としてだけでなく、自然科学の言語としての役割も果たしており、現代科学技術の礎として私たちの社会を縁の下から支えています。近年では、コンピュータ・データサイエンス、人工知能、金融工学をはじめ、様々な新しい領域との連携も急速に進んでおり、その重要性は益々高まっています。

数学の研究は現在も活発に進められており、日々進歩を続けています。その結果、長年未解決であった「フェルマー予想」や「ポアンカレ予想」のような難問が解決されました。一方で「リーマン予想」のようにいまだに解決を見ない難問も数多く残されています。高度に一般化・抽象化された現代の数学は、一見すると我々が生きる現実世界とはかけ離れた存在であるように思えるかもしれません。しかし、そのような現代の数学も、いつの日か我々の現実社会の役に立つ可能性を秘めています。それは数学が深い洞察に基づき、現実世界の真理を確実で正確な方法で記述することを目指してきた学問であるからです。
本講座では、東京都立大学 理学部 数理科学科の8名の教員が、数学の歴史や、数学の様々な分野の話題、数学上の未解決問題の一部、関連する応用分野との関わりなど「数学の力」について考察します。第一線で活躍する数学者たちの講義を通して、数学の先端をのぞいてみませんか?数学に興味のある皆さん、次代を担う高校生の皆さんに、現代の数学の世界に触れていただく機会となれば幸いです。

●第1回:幾何学の発展の歴史―古代ギリシャの幾何学から現代の幾何学へ 東京都立大学 理学部 数理科学科 教授 酒井高司
●第2回:素数と暗号の不思議 東京都立大学 理学部 数理科学科 教授 内山 成憲
●第3回:整数論の入り口―素数の魅力 東京都立大学 理学部 数理科学科 教授 津村 博文
●第4回:確率論を用いて不確実な現象のモデリングに挑戦しよう 東京都立大学 理学部 数理科学科 准教授 石谷 謙介
●第5回:見えているものを【おぎなう】数学 東京都立大学 理学部 数理科学科 准教授 横山 俊一
●第6回:代数学へようこそ! 東京都立大学 理学部 数理科学科 教授 黒田 茂
●第7回:変分解析と数理モデリング―最適性を大事にする自然界と数学者 東京都立大学 理学部 数理科学科 教授 シュワドレンカ カレル
●第8回: トポロジーのはじまり 東京都立大学 理学部 数理科学科 教授 横田 佳之
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参加方法
要予約
事前申込制(Web申込可) ※高校生の参加は無料です。
お問合せ
オープンユニバーシティ企画運営係
TEL:03-3288-1050
※イベント情報は各学校から入稿いただいた内容、または各学校が公表した内容を掲載していますので、詳細は各学校にお問い合わせください。

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