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  • 女鹿 成二さん(Ⅰ部画像専門課程 写真科・2年制/フォトグラファー)

東京都認可/専修学校/東京

ニホンシャシンゲイジュツセンモンガッコウ

自然な表情や日常に潜んだ情景を撮影するのが好きです

先輩の仕事紹介

その瞬間をとらえ、切り取る。ポートレートを中心に「余韻のある写真」を撮っています

フォトグラファー
写真科2年制 卒/2011年卒
女鹿 成二さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

フォトグラファーとして活動しています。ファッション誌やポートレートの撮影を中心に、広告やアーティストのCDジャケット、カレンダー撮影なども手がけています。俳優やモデル、作家など様々な人との出会いがあり、いろいろな場所や瞬間を撮影できることが魅力です。一緒に仕事をした方からまた次の仕事の声がかかると自分の写真が認められたと実感します。また、SNSを通じて「〇〇さんの新しい表情が見れた」「とても素敵でした」といったファンの感想を目にしたときはとても嬉しいですね。好きなことを仕事にしているというやりがいを感じていますが、学びはいつも目の前にありゴールがありません。目標を常に追い続け、日々撮影しています。

この分野・仕事を選んだきっかけ

高校3年のころ、映画でカメラや暗室が登場するシーンを観たことなど幾つかのきっかけから写真への興味が芽生えました。中古のデジタル一眼レフカメラを親に購入してもらい、地元の風景や友人を夢中になって撮るようになりました。あるとき、学校の掲示板でフォトコンテストの案内が目に留まり、コンテストに応募。結果、入選したことが後押しとなって、好きな写真を仕事にしたいと思いました。日本写真芸術専門学校で幅広く写真を学び、将来独立することを目標に定め、卒業後、スタジオに就職。その後、フォトグラファー・今城純氏の専属アシスタントの道に進みました。下積みを経験して道筋が明確に見えたことから独立し、現在に至っています。

創作活動ではフィルム撮影にこだわっています

学校で学んだこと・学生時代

カメラや写真の基本的な知識から、スタジオ撮影や暗室、写真史など興味ある授業はすべて選択して学びました。商業写真、ドキュメンタリーなど幅広い分野の先生方に講評いただき、写真の世界の奥深さも学ぶことができました。フランス・パリの海外研修に参加したり、写真サークルでの活動など得難い経験をしたことも印象に残っています。写真サークルではファッションやメイクの専門学校とコラボし、学生が製作した衣裳やヘアメイクしたモデルを撮影したり、「渋谷音楽祭」の記録撮影も行いました。学校の枠を越えて撮影するチャンスに恵まれ、自分の心がけ次第で新しい世界が広がった学生時代でした。

&Premium Web連載「I can see my breath.」

分野選びの視点・アドバイス

進路を考えるときのポイントは、自分が興味のある内容か、それについて追求したいと思えるかどうかだと思います。写真を学びたい人は、いろいろな写真家が撮った写真をネットなどで調べてみてください。世の中には想像以上に様々なジャンルの写真があります。また、写真展に出かけるなど、積極的に見聞を広めることも大事です。そして、様々なジャンルの写真に触れる中で、なぜそれが好きなのかを掘り下げていきましょう。例えば、モノクロ写真が好きなのはなぜか、紙に書き出してみる。モノクロ写真は色がなく陰影が強調されるからなど、自分なりの理由が見えてくるはずです。それは、自分の好きを追求するための手がかりになると思います。

俳優の写真集の撮影も、今後の目標の一つです

女鹿 成二さん

フォトグラファー/写真科2年制 卒/2011年卒/1990年岩手県生まれ。2011年に日本写真芸術専門学校を卒業し、スタジオ23へ入社。2014年、今城純氏に師事。2017年に独立。現在、ファッション誌や美容情報誌などの女性誌をはじめ、出版や広告などの分野で活躍している。2020年クリエイティブユニット「東京讃歌」として写真展「somewhere」を開催、2021年私が撮りたかった女優展Vol.3参加。創作活動として風景写真も手がけており、撮影で訪れた場所や出身地である岩手の風景を中心に撮りだめている。「未経験分野の写真など、これからもいろいろと挑戦したい。直近の目標は、東京や岩手で写真展を開催することです」と語ってくれた。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…

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