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龍谷大学、柔道部女子、国内最高峰の講道館杯で武田亮子(営4)が悲願の初優勝(創部初)
2020/12/7
2020年11月1日、千葉ポートアリーナにおいて講道館杯全日本柔道体重別選手権大会兼全日本選抜柔道体重別選手権大会が行われた。



今大会、龍谷大学からは52kg級に武田亮子(営4)、中内柚里(法4)、4kg級に中馬梨歩(文1)が出場した。



武田は決勝戦で元世界チャンピオンの志々目愛選手(了徳寺大学職員)を破り、見事優勝した。



これは創部初の快挙になる。また同階級の中内も3位に入賞し、52kg級の表彰台に龍大生2名が立った。



【講道館杯詳報】

新型コロナウイルスの感染拡大以降、柔道では初めてとなる全国大会が行われた。



<52kg級>

中内は初戦から第1シードで元世界チャンピオンの志々目(了徳寺大学職員)と対戦。ケンカ四つの相手に対し、開始から不十分な組手での攻防が続き、お互いに指導が与えられる。延長戦に入り、ペースを上げてきた相手の技を一瞬受けてしまい中内に指導。中内がここから強引に仕掛けていくも中々決めきれない。最後は延長5分43秒にお互いに指導が与えられ累積で中内の反則負けとなる。

中内は敗者復活戦にまわる。初戦は柴田(大阪府警)。開始から中内の組手を嫌い変則に構える相手に指導が与えられず何故か中内に指導が与えられる。しかし、その後は落ち着いて寝技で相手を抑え込み一本勝ちで勝利する。

3位決定戦は全日本強化選手の前田(三井住友海上)。開始から中内が大外刈りを仕掛け僅かにポイントには至らなかったが見せ場を作る。その後は先手で仕掛けてくる相手に指導を奪われるが落ち着いてチャンスを待つ。そして延長戦に突入し27秒、渾身の大外刈を見事に決め技あり奪取。中内が強敵を退け、見事シニア大会初の表彰台を決めた。



武田は第3シードでスタート。初戦は1回戦を勝ち上がってきた郡司(岩手県警)。開始から組み手を嫌がる相手にプレッシャーを掛け続け、指導を奪っていく。最後は延長戦で指導3つ目を奪い反則勝ちで危なげなく初戦を突破する。

準決勝は第2シードの前田(三井住友海上)。最初の山場を迎える。序盤に一瞬の隙を突かれ抑え込まれるも逃れる。その後はお互いに攻め合い指導1ずつを奪い合う展開。そして本戦も残り僅かで入り込んだ袖釣り込み腰で強引に投げ切り、本戦終了のブザーと同時に技ありを見事奪い勝利。これまで2度準決勝の壁に阻まれてきたが初の決勝進出を決める。

決勝の相手は初戦で中内を破り順当に勝ち上がってきた志々目。



試合は開始から激しい組み手争いが続く中、先に相手に指導が与えられる。ここから相手がペースを上げプレッシャーを強めると武田に場外の指導が与えられる。しかし、武田もここから攻撃を加速させ本戦の終了間際に指導を奪い返し、指導1をリードしたまま延長戦に突入する。そして、最後は開始から5分47秒、攻撃の手を緩めなかった武田が3つ目の指導を奪い反則勝ちで悲願の初優勝に輝いた。



これまで2度敗れてきた志々目に対し3度目の挑戦で初勝利。

そして学生最終学年で国内最高峰の大会で悲願の日本一に辿り着いた。



コロナ禍で練習が長期休止し、再開後も様々な制限がある中、できる限りのことを必死に取り組み、最高の結果を残した彼女たち。

ここから更に成長し、パリ五輪で活躍する姿を見せて欲しい。



<中内柚里選手のコメント>

「4年間の練習の成果を発揮でき、成長を感じれた試合でした。自信のある強みが増え、試合に安定感が出てきたと思います。それでもシニアの中で勝っていくにはまだまだ力不足な所が沢山あるので、今回の試合で出た課題としっかり向き合って更にレベルアップしていきたいと思います。3位という結果に満足せず、来年は優勝するという目標に向かって努力していきます」



<武田亮子選手のコメント>

「今回は今年最初の試合であり、四年生として最後の全国大会でした。コロナで練習ができない時期もあり大変なこともありましたが、その中でも龍谷のみんなと乗り越えて練習ができたので自信を持って試合をすることができました。次はチームで最後の試合である関西学生があるので、みんなで良い結果を出せるように頑張りたいと思います」



■詳細リンク先(http://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-6465.html)
龍谷大学(私立大学/京都・滋賀)
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