全国のオススメの学校
-
立命館大学経済学部多文化協働のリーディング大学。既存の枠を超えて、新たな未来を創造する。私立大学/京都・滋賀・大阪
-
宮崎産業経営大学経営学科きめ細かなキャリア教育で就職を支援!グローバルに活躍できる人材も育成!私立大学/宮崎
-
京都公務員&IT会計専門学校会計士コース「公務員・資格・就職・情報処理につよい名門」キャンパスイベントも盛りだくさん!専修学校/京都
-
朝日大学経営学部看護・歯科医療・法律・経営・スポーツ科学を学び、即戦力として社会で活躍!私立大学/岐阜
-
星城大学経営学科「楽しい」×「華やか」×「知的」 380人380通りの夢実現大学!私立大学/愛知
日本における公認会計士の歴史は、まだ100年にも満たないものです。ここでは、公認会計士制度が誕生した背景と、取り巻く社会情勢の変化について、解説します。
公認会計士が誕生した背景
公認会計士のルーツは、1927年に成立した「計理士法」にあるとされています。計理士の業務は、会社の帳簿を作成する記帳代行や指導、あるいは金融機関との仲介や借金の取り立てが中心。
現在公認会計士が担う、独立した公正な立場で会社の会計記録が適正かどうかを証明するような業務はほとんどありませんでした。
当時の計理士制度は、試験を受けずとも大学や専門学校で会計学の単位を取得すれば計理士として認められていました。十分な能力が備わっていない計理士も存在していたため、徐々に制度の問題点が明らかとなっていきます。
こうした状況のなか、第二次大戦後の日本の経済社会の復興と発展のために、「監査と会計に関する職業的専門家」の制度化と、「監査のプロ」が社会的に求められるようになったのです。
その後、1948年に証券取引法が導入されたことに伴い、計理士法は新たに「公認会計士法」として制定されました。このときに初めて、公認会計士の資格が制度的に位置付けられることになります。
当時の公認会計士の位置付けは、その専門的能力にもとづき、広く依頼に応じて監査と会計に関する専門的なサービスを提供するものとされ、特に、第三者的な立場から行う財務書類の監査証明業務が、当時の最も主要な業務とされました。
その後、社会の成長にあわせるように、公認会計士の重要度は増していくことになります。公認会計士法などのルールを変更しながら、会計士の役割は、より幅広くなっています。
最近の情勢
社会の変化は、公認会計士の仕事にも影響しますが、とりわけ1996年に当時の橋本内閣により打ち出された「金融ビッグバン」という一連の制度改革は大きな影響を与えました。
例えば、財務書類を作成するときの基準となる「会計基準」が新たに定められ、退職金や金融商品などの取扱いが変わりました。整備された基準とあわせて、監査の必要性といったものが、社会において広く認識されることになったのです。
社会的に公認会計士の必要性が高まるなか、2003年には公認会計士法の一部改正が行われることに。試験制度の見直しが行われ、試験体系の簡素化や、試験科目の一部免除の対象が拡大したことで、公認会計士の人数が飛躍的に増えていきます。
新制度の試験が開始した2006年には、受験願書提出者のうち、合格率は14.9%、合格者数は3108人にまで上昇しました。改正前の試験である前年の合格率が8.5%、合格者数1308人だったことを踏まえると、合格者の数はかなり増えたといえます。
こうした試験制度の改正により、一時期は「公認会計士の就職難」が話題になったことがありました。一挙に増えた公認会計士試験の合格者を受け入れられる体制が整っていなかったのです。
ただし、今は状況が異なります。多くの監査法人は人材不足を課題としており、試験合格者は“引く手あまた”な就職状況が続いています。
これからも公認会計士の役割は決してなくなることはありません。
公認会計士になるには?
公認会計士の仕事について調べよう!
公認会計士の仕事についてもっと詳しく調べてみよう!
公認会計士の先輩・内定者に聞いてみよう
会計システム4年制学科 卒
経営情報学部 総合経営学科グローバル経営情報コース
商学部 会計学科(※2009年4月より、現在の経営学部 経営学科に改組)卒
公認会計士を育てる先生に聞いてみよう
ビジネス分野
税理士・公認会計士分野
会計システム4年制学科
公認会計士を目指す学生に聞いてみよう
会計システム4年制学科
公認会計士コース
公認会計士・税理士科