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司法書士の必要な試験と資格は?

司法書士の必要な試験と資格は?

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司法書士の資格審査には、一次試験(マークシート方式の筆記試験と記述式の筆記試験)と二次試験(口述式の面接試験)があります。一次試験は例年7月、二次試験は例年10月に法務局または地方法務局が指定した試験場で行われ、合格発表は10月下旬~11月上旬です。2015年度の合格者数は707名で、内訳は男性76.4% 女性23.6%、そして合格率は3.2%でした。(法務省のホームページより)

一次試験の内容

一次試験は、午前の部と午後の部があります。午前の部は、憲法、民法、刑法、商法の知識を問うマークシート方式の筆記試験。午後の部は、不動産登記法、商業登記法、民事訴訟法、民事執行法、民事保全法、供託法、司法書士法の知識を問うマークシート方式の筆記試験が行われ、その後さらに不動産登記法と商業登記法における登記申請書作成の知識を問う記述式の筆記試験が実施されます。3つの試験のいずれかでも基準点に達しない場合は、総得点に関係なく不合格になります。また、一次試験は一定の得点に達したすべての人が合格するのではなく、あらかじめ設定されたおおよその人数に達したところで合格ラインを決定する相対評価方式が採用されています。

二次試験の内容

二次試験の試験科目は、不動産登記法、商業登記法、司法書士法(司法書士の業務を行うのに必要な一般常識)で、1人につき15分程度の面接が行われます。ちなみに2015年度の一次試験の合格点は、280点満点中218.0点以上でした。この点数を獲得した受験者は756人で、最終的な合格者数は707人ですから、二次試験の合格率は93.5%となります(法務省のホームページより)。二次試験に合格すると、法務省から司法書士試験合格証書が交付されます。なお、一次試験に合格して二次試験で不合格になった場合、申請すれば次年度に限り一次試験が免除されます。

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